マルチサイト化したWordPressに、ネットワーク管理者と、サイト管理者のそれぞれの権限でユーザーを新規追加し、操作の挙動を確認する。
ネットワーク管理者としてユーザーを追加する
つづいて新規で追加されたユーザー側の挙動を見てみる。
マルチサイトに招待されたユーザー側の挙動
メールアドレスを受け取る
上記手順2
の段階で、登録されたメールアドレス宛にWordPress(wordpress@ドメイン名)から「ログインの詳細」というメールが届く。
ユーザー名: XXXXXX
パスワードを設定するには以下のアドレスへ移動してください。
https://XXXXXXXXX.com/wp-login.php?action=rp&key=XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX&login=XXXX
https://XXXXXXXXXX.com/wp-login.php
パスワードを設定する
メールに記載されたURLにアクセスして、パスワードを入力し、パスワードを保存
をクリックする。

パスワードの登録が完了
ログイン
をクリックすると、ダッシュボードにアクセスできる。この時、初回登録であってもパスワードをリセットしました
と表示される。

ユーザー権限を付与する
以上でユーザーを追加することができたが、各サイトの権限は別途付与する必要がある。
ユーザー>新規ユーザーを追加>既存ユーザーを追加 の入力欄で、サイトネットワーク上に登録したユーザー名を検索し、追加する。ここでサイト管理者などの権限を付与する。

確認メールの省略
にチェックを入れなかった場合、ユーザーに「参加確認」という招待メールが送られる。
こんにちは。
「XXXXXX」(https://XXXXXXX.com) に管理者権限で参加する招待が届きました。
この招待を受け取るには、以下のリンクをクリックして承認してください。
https://XXXXXXXX.com/newbloguser/XXXXXXXXXXXXXXXXX/
ユーザー追加における特権管理者とサイト管理者の大きな権限の違いは、新規ユーザーを追加する権限である。
サイト管理者のアカウントでは、ユーザーの新規追加時に、既存ユーザーを追加しか表示されない。
サイトネットワーク設定の新規ユーザーを追加
にチェックを入れ、サイト管理者による「ユーザー → 新規追加」ページからのユーザー追加を許可
を有効化すると、サイト管理者もユーザー新規登録が行えるようになる。
各サイト上で新規ユーザーを追加できるのは、特権管理者のみ。
サイト管理者はネットワーク上に登録されていない新規ユーザーを追加できない。
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